イベント開催報告

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イベント開催報告

講演「雪舟の時代の庭〜善生寺庭園を中心に〜」

 2月3日(土)9時〜10時30分、山口市菜香亭において、講演「雪舟の時代の庭園〜善生寺庭園を中心に〜」が行われました。
 まずはじめに、山口市菜香亭館長福田礼輔氏により「大内文化について」と題して講演がありました。

 つづいて、山口市文化財保護課大内文化財担当主幹 井上広之氏により、室町時代の庭園にについて講演がありました。
 山口県内の国が名勝に指定した庭園は4件もあります。宇部市 の宗隣寺庭園 、山口市の常栄寺庭園、阿東町の常徳寺庭園、防府市の毛利氏庭園です。また県指定の庭園は2件、光市の普賢寺庭園、岩国市の松巖院庭園です。

 このうち作庭時期が室町時代にまでさかのぼれるのは常栄寺庭園、常徳寺庭園、普賢寺庭園と今回主テーマとなった善生寺庭園です。また国史跡大内氏館跡からも室町時代の庭園がいくつも発掘され、復元作業がすすんでいます。指定文化財に室町時代の庭園がこれだけあるというのは、他県に比べて多いといえます。
 井上氏は善生寺庭園の発掘調査を担当されたばかりでなく、過去には常徳寺庭園の発掘調査にも関わったことがある方です。
 1・室町時代の庭園の特徴、2・文化財保護法と名勝、3・山口市及び近郊にある室町時代の庭園、4・善生寺庭園と話されました。

 山口市古熊にある善生寺の庭園はこれまで江戸時代に作庭されたといわれてきましたが今回の発掘で室町時代後期までさかのぼることがわかったそうです。
 室町時代の庭園が多く存在する山口、という見方を発見することができた今回の講演でした。

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