イベント開催報告

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イベント開催報告

クリスマスプレゼントfrom菜香亭〜天使がみちびく3つの世界

 1552年に日本で初めてのクリスマスミサが行われたのは山口であるという史実をまちづくりに活かそうと、毎年「日本のクリスマスは山口から」というイベントが行われています。
 山口市菜香亭では、その一環として、クリスマスプレゼントfrom菜香亭〜天使がみちびく3つの世界〜と題して、3つのイベントが行われました。

 12月20日午後2時からは、「サビエルの見た山口〜菜香亭歴史研修会」と題して、市史編纂室長の古賀信幸氏を講師に迎え、1552年前後の山口の町や文化についての歴史研修が行われ、一般市民26名が参加されました。

 山口市菜香亭でお話をきいたあとは、付近の史跡を探訪。当時の教会大道寺があったとされる場所につくられたサビエル公園や、大殿小学校講堂地下に保存されている当時の井戸など発掘保存現場、大内氏館跡などを見学してまわられました。

 山口におけるサビエルやその後進の司教が残した足跡は、当時のヨーロッパで、拡大解釈されて高く評価されているそうです。
 そんな地元の歴史を参加者は驚きをもって聴いてらっしゃいました。

 また、同日午後6時からは、大広間で、「サビエルからの贈り物〜菜香亭チェンバロコンサート」が催され、50人の参加者がありました。
 1551年サビエルが大内義隆に献上された贈り物のなかに、チェンバロの祖となる楽器が含まれていたという史実をもとに、平成7年山口市が制作したチェンバロをつかってのコンサートです。

 演奏曲はおもに1500年代当時の音楽です。宮廷で奏でられた音楽、教会で奏でられた音楽、当時の西洋の雰囲気が百畳の和室を満たして、西洋と日本の出会いのような光景でした。

 演奏のあいまに、その献上シーンや、初めてのクリスマスミサのシーンを再現した歴史劇も行われました。出演は地元で活躍している「タッチザボンネット」。衣装は山口県立大学水谷研究室より。劇でみると史実がわかりやすく理解できました。

 サビエルが義隆に献上した品物のなかにはポートワインがあったといいます。今回の演奏会では、ワインの代わりに同じ赤色ということで紅茶、そしてクリスマスシーズンのみに食されるシュトーレンケーキもふるまわれていました。

 12月21日午後2時からは「福田礼輔先生講演会〜なぜ日本のクリスマスは山口からなのか?」が行われました。
 会場には27人の市民の方が話を聴きに集まられました。

 同館の館長でもある福田氏は、サビエルからその後のキリスト教徒弾圧の歴史、バスク地方における山口の評価、戦後に行われた歴史史実を活かしたまちづくりの流れなどを話されました。

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