イベント開催報告

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イベント開催報告

国指定重要文化財 大内版法華経板木展

 

 山口県文書館では一年を通して、「シリーズ アーカイブズ展示」を行っています。その一環で、10月31日から12月27日までは、同館所蔵の「国指定重要文化財 大内版法華経板木」が、県立山口図書館ふるさと山口文学ギャラリーで展示されています。
 11月11日に取材させて頂きました。

 「大内版法蓮華経板木」は、大内氏の氏寺氷上山興隆寺で開版(出版)された妙法蓮華経の板木です。全8巻・28品の全文が、59枚の板に浮き彫りされているものです。1482年(文明14)興隆寺の塔頭・宝浄坊の住職・宥淳が願主となって僧裔薫(えいくん)が彫って開版されました。大内氏時代の印刷文化を示す数少ない貴重なものです。

 現在は八つの木箱に分割して収められており、毎週木箱が展示替えされています。

 近くによってみると、漢字が浮き彫りで、かつ反転して彫られていることがよくわかります。

 黒ずんでいたり、虫によって穴が開いていたりしています。500年以上前のものとおもえばしかたないことで、よくここまで大切に保管され続けていたことと感心してしまいます。

 一枚の版木に何百文字と彫るうちに、ちょっとでも失敗したらまた最初から掘り直しなのですから、その作業は大変だったものとおもいます。

 これが、その版木で印刷したものです。

 展示されているのは明治時代に刷られたものです。

 文明十四年の年号が入っている版木で刷ったものが展示されています。

 大内氏の時代の人はみなこれを有り難く読んでいたこととおもいます。

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