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イベント開催報告

歴史常設展示第W期「山口博物館維新資料コレクション」

 

 12月16日から5月9日まで、山口県立山口博物館の歴史展示室で、歴史常設展示第W期「山口博物館維新資料コレクション」が開催されています。
 今年はNHK大河ドラマで坂本龍馬がとりあげられていることもあり、幕末史に関心が高まってきます。山口はご存じのように幕末の舞台となったところです。これを機会にいまいちど地元に残る幕末の貴重な史料をみるとドラマもいちだんと面白く見られることとおもいます。

 今回の展示でユニークな史料は、この毛利敬親像です。明治政府お雇い外国人の一人、イタリア人のキオソーネが描いたものです。キオソーネは明治8年来日。ですのでこの肖像画は敬親の没後に写真をもとに作成されたものです。

 こちらは毛利元徳の肖像画で、こちらもキオソーネ作。キオソーネは、日本の紙幣、切手、印紙などの原版を制作、他にも明治天皇や西郷隆盛なども描いています。

 これはペリー渡来警備図絵の一部です。黒船がきちんと描かれています。当時の人がどれだけ衝撃を受けたか、察することの出来る絵です。

 大河ドラマにもそういうシーンがありましたが、ペリーが来たときは各藩に警備が割り当てられました。この絵は浦賀陣屋之図といい、浦賀半島の海岸の警備にあたった長州藩の陣屋の風景図です。

 これが陣屋の様子です。12棟と井戸と陣屋の門柱のようなものが見て取れます。そのときの様子がわかる貴重な史料です。

 他にも七卿落図(長三州筆)、馬関砲台之図、錦旗図、越後戦争絵巻などが展示されています。

 こちらは日本史の教科書にも記述される太政官高札で、「五榜の掲示」といわれているものです。慶応4年3月に明治新政府が出したものですが、なかにキリスト教禁止がうたってあったので諸外国の抗議を受けて明治6年に取りのかれました。

 また、山口お宝展開催期間の4月4日まで、入口右側に、山口萩焼開祖・大和松緑(1855〜1921)の作品が6点展示されています。山口萩焼は明治25年、大和緑松が宮野に窯を開いたことに始まります。

 こちらは制作年がわかる貴重なものです。大正5年に山口県庁の旧庁舎(現在県政資料館)が落成したさいの記念の作品です。

●展示資料一覧
海国兵談
浦賀陣屋之図
ペリー渡来警備図絵
亜墨利加国御上使御名前
毛利敬親肖像画(キオソーネ筆)
毛利敬親一行書
毛利元徳肖像画(キオソーネ筆)
毛利元徳和歌書
馬関砲台之図
七卿落図(長三州筆)
三条実美和歌書
三条西季知和歌書
東久世通禧和歌書
壬生基修和歌書
久坂玄瑞七卿落今様歌
元治甲子長州異船軍
ミニエー銃
討奸檄
長防臣民合議書
大田金麗社奇兵隊奉献戦利燈籠銘文拓本
太政官高札
錦旗図
越後戦争絵巻
山県有朋和歌書

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