イベント開催報告

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イベント開催報告

企画展「料亭菜香亭の襖の下貼りからみる明治の洋食」

 

 2月11日から4月3日まで、山口市菜香亭において、企画展「料亭菜香亭の襖の下貼りからみる明治の洋食」が開催されています。
 観覧には、大広間も併せて、大人100円、小中学生50円です。

 明治10年頃創業の料亭菜香亭では、明治20年7月1日に洋食堂を開設(現在の会議室)し、西洋料理も提供するようになりました。
 それにまつわる史料を展示し、明治時代の洋食文化の一端が紹介されてます。 

 料亭菜香亭の明治時代の襖を剥がしたところ、下貼りに明治22年頃から明治32年頃までの書があり、そこにはお客様が食事されたメニューが書かれており、中に洋食の品もありました。
 明治の洋食始めのころのメニューが分かるというのはとても珍しいことで、今回目玉として展示されています。

 また、洋食が日本に本格的に入ってきた幕末から明治33年までの洋食年表も掲示されています。当時のイメージがふくらむ年表です。

 会場には明治時代から実際に使用されていたワイングラスと珈琲茶碗が展示されています。
 初代総理大臣伊藤博文や、西洋料理を食したお客様がご利用されていました。

 襖のほねは、さきほどの下貼りがでてきた襖のものです。
 展示されている部屋で、昔は使われていました。

 山口市歴史民俗資料館所蔵の明治時代の山口の写真や、山口街なか大学所蔵の当時の県内地図4点が展示されています。

 ちなみに会場の展示室は、明治20年建築の、洋食堂の一階部分で、残されている灯り窓は当時のものです。

 洋食を食された方には、山口高等中学校の教頭だった隈本有尚がいます。夏目漱石「坊っちゃん」にでてくる正義感あふれる「山嵐」のモデルと言われています。
 こちらでは、その隈本先生の当時の論文等を展示しています。

 こちらは、菜香亭で洋食を作った3代目主人斉藤泰一の史料を展示しています。
 明治の洋食に関する展示は全国的にみても珍しいことです。是非ご覧下さい。

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