イベント開催報告

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イベント開催報告

殿様の小姓が見た明治維新

 

 3月8日(火)から5月8日(日)まで、山口市歴史民俗資料館で、企画展「殿様の小姓が見た明治維新−長州藩士河北一とその周辺−」が行われています。
   同館所蔵の「河北家文書」には、幕末維新期に長州藩主毛利敬親の小姓を務めた河北一(かわきたはじめ)に関する記録が多数含まれています。それらなどによって河北一の足跡を辿るとともに、一の姪にあたる女流画家、兼重暗香の作品なども併せて展示されています。

 河北一(かわきた はじめ)は、天保4(1833)年に萩で生まれ、明治40(1907)年に亡くなりました。母が村田清風の姪、従兄弟に山田顕義、妻は前原一誠の妹。幕末は毛利敬親の小姓として多事多難にあたり、明治22年には上宇野令村長となり4年間務めました。
 今回の展示会では同館所蔵の河北家文書から出展されており、なかでも目を引くのがこの「福原越後甲冑附出」の図です。禁門の変の責任をとって切腹した家老福原越後の甲冑が詳細に描かれています。

 また山口市出身の女流画家兼重暗香は、河北一の妹の娘です。今回の展示会では暗香の掛け軸も展示されています。

 暗香が絵を始めたのは、河北一の末弟道介の影響です。この絵は東京芸術大学に所蔵されている自画像を複製したものです。

 また、同館では、大内氏関連町並遺跡から出土した土師器に金銀の精錬に用いたものとみられる鉱滓の付着が確認された旨の特別コーナーがありますので併せてご覧下さい。

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