イベント開催報告

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イベント開催報告

おいでませ龍馬展

 

 10月1日から31日まで、山口市菜香亭で「おいでませ龍馬展」が開催されました。これは、山口市観光コンベンション協会や山口市菜香亭などによるものです。期間中は、明治維新版お宝展実行委員会による「明治維新版山口お宝展」も開催され、その目玉として企画されたものです。7年後の2018年は明治維新150年めの節目の年にあたり、それに向けて今後もいろいろと明治維新に関する企画が行われていく予定です。

 坂本龍馬が萩の久坂玄瑞に会うために山口の町に来た(通過した)のがいまからちょうど150年前の秋です。それを記念した今回の展示です。
 この坂本龍馬像やはりまや橋(ともにレプリカ)は高知県からお借りしたものです。来場されたみなさんは、龍馬とツーショットの記念写真を撮られてとてもうれしそうにされていました。
 また会場には坂本龍馬の一生を紹介したパネル展示や、龍馬の手紙を朗読したCDを流していました。
 ちなみに龍馬はそのあと2回は山口の町を訪れています。1回は薩摩藩の代理として薩長同盟の下話をしに。2回目は薩長同盟締結の功績で毛利藩主から御褒めの言葉と褒美をいただくために。(※)

 会場となった山口市菜香亭は、明治10年頃に開業した料亭菜香亭を移築したものです。時代が違いますから龍馬は来てませんが、龍馬と深いかかわりのあった木戸孝允や三条実美、土佐藩の後藤象二郎や佐々木高行は訪れて書を残してます。龍馬も生きていたらきっとこの料亭を訪れていたのではないでしょうか。

 また、会場には、湯田温泉の松田屋旅館からお借りした龍馬の手紙や、龍馬が高杉晋作にあげた拳銃、龍馬が長府で食事したときに使ったお椀(いずれも複製品)も展示されていました。
 同旅館では1860年に作られた「維新の湯」とよばれている浴槽があり、坂本龍馬も入ったといわれているそうです(司馬遼太郎の小説「龍馬がゆく」では、龍馬が生れて初めて入ったのは湯田温泉と記されています)。そればかりでなく同旅館にはさまざまな方々が訪れていますので、館内にはその歴史を顕彰する「維新資料室」があります。今回の展示品はそちらの展示品をお借りしたものです。宿泊しなければ目にすることもない貴重な資料に、みなさん熱心に見られていました。

 市内には他にも竜馬ゆかりの場所として、旧山口藩庁門(龍馬が殿様に会う時にくぐったか)、枕流亭(密議がよく行われ、龍馬が立ち寄ったか)、乗福寺(長州藩士と薩長連合の相談をしたのがここか)などがあります。それらも訪れて、龍馬の足跡をさぐってみるのもよいかとおもいます。

※ 慶応元年(1865)10月3日夜、小田村素太郎(楫取素彦)とともに宮市(防府)から山口に入る。翌日、山県九右衛門(松原音三)、小田村素太郎、広沢真臣と面談。そののち下関に向かい、7日に白石正一郎宅を訪れている。
 慶応2年(1866)6月25日、下関より山口に着く。新屋形で長州藩主毛利敬親に拝謁。7月3日、山口から下関へむかう。

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