イベント開催報告

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イベント開催報告

企画展「西の京の誘い」

 3月15日(木)から5月13日(日)まで、山口市歴史民俗資料館で、山靴お宝展参加企画展「西の京の誘い―町の風景が語る山口の歴史―」が開催されています。
 山口の町を主として絵図・地図・風景画からその歴史を振りかえようという企画展です。

 会場に入ってすぐに置かれてある見事な屏風は、昨年亡くなられた徳見七郎さんが描かれた「山口俯瞰図屏風」です。1960年前後の山口市中心部が描かれています。

 戦国時代に洛中洛外図というのが流行りましたが、それを現代によみがえらせた手法です。

 「第一章大内の京山口」のコーナーでは、「山口古図」と、「興隆寺所蔵興隆寺伽藍図」(複製)、「乗福寺所蔵乗福寺伽藍図」(複製)。室町時代が甦る掛け軸です。

 そして、山口高峯古城図(山口県文書館所蔵)のパネル。手前に置いてあるのが、大内義長キリシタン寺裁許状写、古熊神社本殿模型、香積寺五重塔模型、今八幡宮本殿模型。大内文化の遺産がビジュアルにわかる展示品です。

 「第二章藩央の賑わい〜鴻城九図の世界〜」のコーナーでは、有名な「鴻城九図」の本物が珍しく展示されています(※前期後期展示替え)。また、江戸時代の「くわえきせる禁制木札」の本物も展示されています。

 「第三章御一新と山口〜藩庁移鎮・四境戦争・廃藩置県〜」のコーナーでは、山口に藩庁が移ってから、幕府側が描いた地図などが展示されています。ずいぶんと大げさに描いて報告したもんだというのがわかる図です。

 また、こちらは越荷方会所札・太政官高札など当時の掲示板ともいうべき札が展示されています。

 「エピローグ〜懐かしい山口」のコーナーでは、福田屋外郎や木津屋薬店、山城屋酒造など古くからある店の看板など展示されています。

 さて、今回の担当学芸員の力作はこちらではないでしょうか、古い地図をカラーコピーして台紙に貼り、自由に手にとって見られるようにしたものです。古い地図は資料保存のため一般には手に触れる事ができません。それを昔ながらに手にとって楽しめるよう再現したものです。

 またケースには、戦前から戦後にかけて地元の著名な文化人として有名だった東桃園の絵葉書「山都の十勝」が展示されています。水彩画の洒脱な絵で、当時の山口の様子が描かれています。 

 他には、昭和30年の絵葉書「やまぐち新日本観光地」が展示されています。

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