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イベント開催報告

後期展示 山口の連歌と俳諧―宗祇から菊舎まで―

 

 山口市歴史民俗資料館で開催されている「山口の連歌と俳諧―宗祇から菊舎まで―」は、10月23日から後期展示となりました。
 後期展示品を紹介します。

 こちらは17世紀初頭に写された宗祇坐像です。連歌の神様的存在です。山口県立山口博物館所蔵。

 山口を治めた大内氏は和歌や連歌に熱心で、そのときに詠まれたものがのちのちまでも写本を通して伝来して行きました。写本というのは日本の文化を後世へ伝える重要な習慣とおもいます。それらを展示しています。

 こちらは江戸時代初期に山口の多賀神社に奉納された連歌懐紙です。奉納連歌は多く残っています。神様へ捧げる芸能という側面が強くつづいていることがわかります。

 このあたりの展示品、前期を見た方なら同じものとおもわれるかもしれませんが、かえられています。江戸時代の連歌懐紙や横本がいくつも残っているので、時代の違うものを展示されています。

 室町時代の連歌懐紙ですが、画像でいう下の懐紙を巻き替えしています。終わりの部分をみせています。これは1453年のもので、連歌懐紙では最古のものかもしれないという貴重品です。こういう古いのが山口に残っているというのは、大内氏以来の文化伝統のおかげでしょうか。

 懐紙は終わりにつれて文がつまっています。これはライブで書かれたさいは自然と終わりがそうなってしまっていたものが、形式化されて、わざとそうしているそうです。

 こちらは1789年刊行の松尾芭蕉のおくのほそ道です。1702年に初刊行ですが、当初より芭蕉のこだわりをついで、正方形の形をしているそうです。

 このたびの企画展は詠歌の好きな方が全国から来られているそうです。これまで市歴史民俗資料館に足を運んだことのない方、この機会にぜひ来館されてはいかがでしょうか。
 企画展は11月18日(日)までです。
 ぜひ何度も足を運んでください。一般100円、小中学生50円、70歳以上は無料です。月曜日が休館日です(祝日の場合は翌日)。
 
 期間中は下記の通り関連イベントが行われています。
 問い合わせ先は、いずれも山口市歴史民俗資料館【TEL】083−924−7001まで。
 ぜひ参加してみてください。今回は、パネルでは紹介しきれなかった歴史逸話など詳細な説明をきけば、面白さが倍々々増の企画展とおもいます。必聴です。

■ ギャラリートーク「防長の歴史と連歌・俳諧」
日時:11月11日(日)午後1時30分〜
場所:山口市歴史民俗資料館「山口の連歌と俳諧―宗祇から菊舎まで―」会場
講師:学芸員原崎洋祐

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