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イベント開催報告

県立博物館歴史展示

(2013・6・1/更新7・1)
 

 県立山口博物館では7月7日まで常設展が行われています。常設展だからと侮ってはいけません。ここは所蔵品がとても多く、それに比べて展示スペースが狭いので、これまで展示された事が無いものや、ずいぶん以前に展示したきりというのが出展されます。
今回、維新150年を記念した展示品が並んでましたが、見た事の無いものが多く、とても貴重な常設展となっています。

 こちらは幕末の名君、毛利敬親公の書。萬歳々々と書かれています。
 字から人の性格が分かると言います。この雄渾な字は、殿様ぶりとでもいったらいいのでしょうか。「そうせい公」とのあだ名は悪く取った見方で、本当は自分をしっかり持った人ではなかったかとおもう字です。

 こちらは周布政之助が文久3年5月に吉敷の四の宮(赤田神社)を通った時の書。鳳べん山の道がせばまってきた。もうすぐ四の宮だ。神社がそびえて景勝の地だ。村民は千年にわたりこの社を仰ぎたてまつってきた。という意味の漢詩です。

 こちらは七卿落ちの絵。長州三筆の一人といわれる長三州が描いたもの。有名な絵です。絵からだと侘しい一行ですが、実は何百何千人の御供に守られての都落ちです。七卿もみな雨の中、歩いている姿ですが、このうち2人は途中でリタイアし、駕籠に乗ってます。



 その七卿の都落ちのときに、同行した久坂玄瑞が詠んだ歌がこれです。これも有名。原本はここにあったんですね。

 そして七卿が、いまの防府市の英雲荘に落ち着いて、藩主親子があいさつに来た時の絵です。あまり知られていない絵です。このときの会見の同行メンバーを調べたら、この絵は●●を描いたのかと発見があるかもしれません。



 こちらは四境戦争の馬関戦争を描いたもの。初めてみました。このなかに、戦争を指揮している高杉晋作がいるということです。



 それがこれ。番傘、高下駄?姿。見て、ほほ〜う、とうなることまちがいなしです。



 これは外国艦隊との戦争で沈没した船から引き揚げたもの。珍しい形の花瓶です。


 これは七卿のリーダー三条実美の和歌。おそらく、落ち延びた先の太宰府から京都へ戻る途中、赤妻山に葬った錦小路卿を思い出しながらの歌で、吾らだけ京都へ戻ってもうしわけない、という気持ちです。



 こちらは七卿のサブリーダー東久世卿の書です。立派です。
「君子之交結若水」と書いてます。
 君子の交わりは水のごとく結ぶ。
 「君子の交わりは淡きこと水の若し。小人の交わりは甘きこと醴の若し」を元ネタに文言を一部変えたものでしょうか。
 誰に書き与えたものでしょうか。

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