イベント開催報告

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イベント開催報告

日本の神さま仏さま

(2013・9・21/更新10・1)

 9月21日から11月17日まで、山口市歴史民俗資料館で秋季企画展「日本の神さま仏さま」が開催されています。
「日本には八百万と言われるほど多様な神様が存在します。七福神や天神様など現在でも身近な神様から、戦国大名から信仰を集めた戦の神様まで、その例は枚挙に暇がありません。
 これら数多の神様は、神仏習合によって仏教とも混ざり合うなど、様々な形で人々に親しまれてきました。そこで本展では、そのような日本の神仏に焦点を当て、大内氏や毛利氏の書状から商店の引札まで、バラエティ豊かな資料を紹介します。」(報道資料より)
 資料館には多くの資料が保管されていますが、地元の資料がバラエティ豊かに集まっているためにテーマ展からこぼれてしまう資料が多く存在します。それらを多く展示しようと、こういうユニークな切り口となったようです。
 取材した日には、三々五々と観覧者が訪れていました。神様仏様、信仰心はいまでも篤いのかもしれません。

 第一章は「武士の儀礼と神仏」。武士と神仏の関わりに焦点を当てています。
 こちらは後醍醐天皇の綸旨です。乗福寺を勅願寺にする(ようは私人が勝手に建てた寺でなく、国立の寺にするということ。例えて言うなら、私立大学より国立大学の方がいろいろとあれですよね。そういうことです)というお達しです。南北朝時代の書状ですよ。遠い昔で気が遠くなります。


 こちらは大内義興の書状。戦勝祈願の200日の参詣が成就したことに対する乗福寺への書状です。


 数々の有名人の書状を集めた「万代帖」も展示されています。

 第二章は「民衆の生活と神仏」。描かれた神仏・巡礼・狂言・縁起ものの4つのテーマで展示されています。
 観音図と達磨図。ありがたく押し戴いてしまいそうになります。


 巡礼というテーマでは、鴻城九図の原画が展示。明治初期の山口市中心部の様子を描いたものです。


 こちらは鰐石橋を大内地区側からみたもの。橋のたもとにお店があったんですね。高杉晋作が一時期住んでいたのもこのあたりです。


 こちらは今八幡宮。右手に登り道が。今とは違う境内です。


 能楽の狂言に関する展示では、狂言絵巻が何年ぶりかの展示です。狂言は古くは神仏に奉納するためのものでした。


 そして縁起物。県内の商店の引き札です。いまでいう宣伝チラシです。七福神が描かれていて、みるからに縁起よさそうです。


 最後の第三章は「野田神社と忠正公祭祀」。毛利敬親のゆかりの品や、神式葬式の時の資料が展示されています。

 現在、野田神社には同じデザインの石灯篭が並んでいます。寄進したい人はこのデザインの石灯篭をと、野田神社が定めたようです。そのデザインになるまでは、何度も違うデザイナーにデザインを描かせ、見積りを出させています。最終的にどんなスタイルになったかは野田神社に行かれてみて下さい。現在とリンクする展示です。

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