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イベント開催報告

それぞれのヴァレー・セクション

(2013・1・11/更新2・1)

 12月7日からほぼ週末に、YICA木町ハウスで、山口現代藝術所主催「山口盆地考2013 それぞれのヴァレー・セクション」が開催されました。
 ※開催日:12月7・8・14・15・21・22・23日、1月11・12日

「この展覧会は、パトリック・ゲディスのヴァレー・セクションをテーマにしたものです。私達YICA(山口現代藝術研究所)は、エジンバラ在住のアーティストとの交流を通してゲディスの思想に触れてきました。今回、エジンバラのアーティストたちをゲストに迎え、YICAとの交流展を企画しました。参加アーティストたちによる、それぞれのヴァレー・セクションをご高覧いただけると幸いです。」
「ヴァレー・セクションとは
 山岳に源を発しさまざまな渓流を一つに集めて、里地里山、村落、町、市街を経て海へと流れ込む河川流域(ヴァレー)を、あたかもその河川沿いからの眺めであるかのようにゲディスが視覚化した断面図(セクション)のことです。その全ての流域(リージョン)は、人が生きて歴史を育んだ大地であり、その地域調査は生とは何かを大地に根ざして考察するための出発点です。ゲディスはエジンバラの夏期講習のシラバスで、学生たちに『あなたがたが知っている地域のヴァレー・セクションを描きなさい。その自然と人間との関与も記入しなさい』という課題を与えています。それは、新たな社会の構築、新たな藝術の創出を求められているわたしたちの課題『それぞれのヴァレー・セクション』のそれでもあります。」
 ※パトリック・ゲディス(1854〜1932)
   スコットランドの思想家。芸術と自然、文明と環境、ジャンルを横断するジェネラリストとしての多岐にわたる彼のヴィジョンは、近年ヨーロッパを中心に再評価されています。
 以上、フライヤーより抜粋


 会場は古民家です。計20畳ぐらいの広さの空間に、作品が展示されています。


 中央に置かれてあるのは、ゲディスのヴァレーセクションをもとに、ロス・マックリーン(Ross McLean)が制作した「Forth River Section project」です。


 エジンバラにそそぐ川が流域に寄って変えるさまざまな様相を多面的に撮影して配置されています。


 こちらは流域を三次元プリントしたもの。現在では、このようなものがあるのですね。


 こちらの作品は、アイフォンで流す画面を、万華鏡風に仕立てたもの。


 この箱からのぞきます。現代の「のぞきからくり」です。


 湿気をとらえた作品。


 これは左から右にむけて、同じ風景に、青色を濃く塗っていってます。
 地元瑠璃光寺五重塔周辺を撮影したものに、青色を塗ったもので、左から右へ、青色がだんだん濃くなっています。


 こちらも同じ手法で。


 こちらは、スコットランドのアーティスト・ロバート=パウエルの「思索機械」。


 同氏は昨年秋に、秋吉台国際芸術村に滞在制作されており、そのとき展示された作品です。


 英国らしいブラックユーモアあふれる絵です。

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