イベント開催報告

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イベント開催報告

竪小路と一の坂川・未来とつながる歴史鳥瞰図御披露目会

(2014・3・15/更新4・2)

 往年の「竪小路」の町並み・歴史を記録・再現し、まちづくりへの活用を図る「竪小路界隈図」の続編として、NPO法人歴史の町山口を甦らせる会では、諸団体等の協力のもと「続・山口竪小路界隈図」を作成。
また竪小路に沿って流れる「一の坂川」について、映像記録としてまとめ、河川文化や景観・環境保全、川との関わりについて見つめなおす機会の提供を目的とした事業も実施されました。

 3月15日山口市菜香亭で、竪小路界隈、山口の歴史文化に関わるこれら2事業の成果をお披露目する合同報告シンポジウムが開催されました。
 第1部では竪小路界隈図2013について説明・報告されました。

 大きな特色となっているのが、界隈図に配された人物・エピソードイラスト。未来のまちづくりの担い手である子どもたちへイメージとして伝えることを目指しています。
 担当された街なか大学実行委員会の小田雅彦さんより説明があり、町並み再現をさらに具体化する「ジオラマ制作」についても紹介いただきました。

 第2部では映像記録「一の坂川」の上映と関連講演が行われました。
 桜やホタルなどで親しまれ、おなじみの「一の坂川」にも、大内時代から数えても600年の歴史があるはずですが、その歴史や、暮らしている生き物について意外と知られていないことも。一の坂川の歴史や自然などについてまとめた映像記録が上映されました。

 一の坂川が今のような風情ある姿を残していなかったとしたら、山口のまちも変わっていたかもしれません。
 一の坂川風致保存協議会、大殿ホタルを守る会の立ち上げから関わって来られた兼重 保さんより、改修以前の川の様子、ホタル護岸改修のいきさつなど、一の坂川の景観のルーツともいえる「一の坂川 昔ばなし」をお話しいただきました。

 第3部では「この界隈に残る歴史や風情を、未来へどう伝え、繋げるか?」をテーマに、竪小路界隈と一の坂川、双方に関わりの深い活動をされている方々によるパネルディスカッションが行われました。
 山口市史編さん室の古賀信幸室長より、一の坂川・竪小路周辺での発掘出土品から見えた、昔の人々の生活について紹介されました。大内氏遺跡からは縄文時代の土器も出土したそうです。

 日本のクリスマスは山口から実行委員会の杉本理恵子さんからは、それらの歴史を活用する立場で「日クリ」イベント等を紹介いただき、今後の発信の仕方などについての想いを話されました。

 この界隈の魅力の再確認と山口市の財産ともいえる周辺の住環境を未来へどのように引き継ぎ、創造していくのかについて語られ、あらためて見つめなおす機会となりました。

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