イベント開催報告

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イベント開催報告

(2014・5・13/更新6・1)
 


 3月1日から5月31日まで、山口市小郡文化資料館で、「遠藤柳斉展」が開催されました。
 これまで当資料館に作品がありましたが、さらに市民からの寄贈を受けて、このたびの企画展となりました。


 遠藤柳斉は、天保2年(1831)旧厚狭郡船木村に生まれました。船木村の市川玄伯、嘉川の大野霞州などに師事し、その後、西日本を廻り、日高鉄翁や伊藤有隣など様々な画家のもとで修業しました。


 しかし、耳を病んで帰郷、おごりの上郷新町東上、八幡宮下に居をかまえ絵を描き、詩文を親しみ、漢詩「椹野十景」が有名です。


 明治初年(1868)手習場を開いて子弟の育英に努めましたが、明治43年(1910)に81歳で亡くなりました。
 小郡の海善寺に、門下生によって建てられた頌徳碑があります。


 若いころに修業されただけあって、しっかりとした絵を描いた作品もあります。これは青砥藤綱の逸話の絵です。


 こちらは高砂鶴亀図の一部です。


 今回は、このような洒脱な作品が多く展示されていました。
 こちらは地震の源となる(と江戸時代に信じされていました)ナマズをつかまえた絵です。


 寄贈されたのは襖に押え絵張りされたものなどで、こういうふうに川柳がそえたもが多かったです。晩年の作品が多く、きっと弟子に与えたものでしょう。雰囲気のある線と絵です。


 


 


 

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