イベント開催報告

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イベント開催報告

日・中・韓陶芸文化交流展

(2014・6・28/更新7・1)
 

「日・中・韓陶芸文化交流展 姉妹・友好都市ネットワークの絆 山口-青島-釜山」が、山口ふるさと伝承総合センターみやび館で、6月24日から28日まで開催されました。
 主催は日中韓陶芸文化交流展実行委員会、共催は社団法人釜山韓日文化交流協会です。


 山口県は韓国の慶尚南道と友好提携を結んでいます。また山口市は韓国の公州市と昌原市と友好提携しています。
 今回韓国から4名(うち1名特別出展)の、山口県から3名の陶芸家の作品が展示されました。


 こちらは、東釜山大学陶芸研究所研究員、東釜山大学生活陶芸科外来教授の、キム・ヨンギルさんの作品です。色合い、釉薬のかけ方が萩焼と違います。


 これは600年前の陶器の模様を再現したものです。日本ではまず見ない模様で、木判で押したり、貝殻の先の波の口で押したりしてます。当時は朝鮮貿易の盛んなときで、大内氏もこのような陶器を使ったのでしょうか。


 これはキム・ヨンギルさんのオリジナルな形態の作品です。瓦を一枚一枚作ってから接合しています。屋根が曲線を描いているところはお国柄の違いを感じます。


 こちらはキム・ヨンギルさんの弟子のキム・ネウンさんの作品です。
 韓国では飲茶(ヤムチャ)の風習があり、その器を陶器で造ったものです。


 他にも、お魚が飾られていました。土の肌合いを活かした作品です。

 今回のために作られたオリジナル作品。山口といえばフグ。ということで陶器のフグです。念入りに刺(とげ)が表現されています。日本でもしフグを作ったら、土鈴みたいに表面がつるんとしたものになるようにおもいます。ここにもお国柄の違いを感じます。


 こちらもキム・ヨンギルさんの弟子のジョン・ジュウンさんの作品です。韓国慶尚南道昌原市に工房を持たれています。


 この燃えるような赤が印象的でした。土が違うからでしょうか。


 こちらは日本人作家3人展です。これだけの名のある作家3人が合同の展示会というのは珍しいのではないでしょうか。


 会場となったみやび館は、明治24年(1891)に建てられた豪農・美祢家の居宅を移築したものです。
 貸館として利用でき、こういう陶器の展示会も雰囲気がとてもよく似合っていました。


 こちらは大和猛さんの作品です。大胆な形態から力強さを感じました。


 こちらは大谷雅彦さんの作品です。鬼萩に面取り。むきだしの土の表情から萩焼の力を感じました。


 こちらは野坂和佐さんの作品です。表面がなめらかな美しさで、韓国のちょっとざらざらした表面と比較すると、それぞれの国の美意識の違いを感じました。

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