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イベント開催報告

大内氏の興亡と山口

(2014・8・29/更新9・3)
 


 8月29日から9月28日まで、山口市歴史民俗資料館で、秋季企画展「大内氏の興亡と山口」が開催されています。


 山口の礎を築いた大内氏の足跡を紹介する企画展です。
 同館所蔵の山口市指定文化財7点、県指定文化財2点が展示されており、大変貴重な展示会です。


 三部で構成されており、始めは「大内氏と乗福寺」と題して、大内氏の崇敬が篤かった乗福寺と大内氏の関わりが紹介されています。


 会場には、当時の伽藍図が展示されています。


 つづいて第二部は、「大内氏の興亡」と題して、歴代の大内氏の書状や肖像画が展示されています。


 こちらは大内義興と大内義隆の書状です。この二人は近年、伝記形式の研究書が出版され、注目を集めています。


 こちらは市指定文化財「今八幡宮天文十四年祭礼名籍札」です。450年前の祭りの様子がわかる貴重な史料です。


 こちらは周防国四宮である赤だ神社の棟札です。大内義隆が社殿を造りかえた旨が書かれています。


 第三部は「大内氏と毛利氏」。大内氏が健在のときは毛利氏はまだまだ地方の豪族でした。そのころの史料が展示されています。


 市内では大内氏の遺跡から数々の史料が発掘されています。こちらでは各所から出てきた土師器皿が展示されており、京都系と地元系の土師器の違い等が紹介されています。


 このきれいな白磁は、大内氏館跡から発掘された朝鮮時代の耳付白磁杯です。この白さはとても美しいです。


 同館では、大内氏の歴史がパネルで常時紹介されています。併せてご覧になれば、室町時代に西国の雄として名をとどろかせた大内氏の活躍がわかります。


 山口の町が、藩庁所在地として幕末に歴史上の舞台にたったのは、大内氏以来の歴史があるからこそです。大名から庶民まで東アジアを舞台に活躍して近世へと時代を変えた大内氏時代の響きは、激動の維新の遠雷といえます。

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