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イベント開催報告

大村益次郎のシコウ

(2015・7・2/更新8・1)
 

 7月1日、山口市歴史民俗資料館が、アスベスト等の対策を終え、再開館しました。
 再開館記念企画展として「大村益次郎のシコウ」が8月23日まで展示フロアすべてを使って開催されています。

 大村益次郎の業績を5つの「シコウ」から切り取るこの企画。
 始めは「指向〜益次郎がのこしたもの」。益次郎が動いたあとに残されたものが展示されています。


 主として四境戦争に関する資料で、こちらは石州口の益田で幕兵に対してどう攻めようかと考えた作戦図です。


 つづいて「試行〜益次郎がてがけたもの」。益次郎が教えた兵学塾の資料や自筆の軍人制服図が展示されています。


 こちらは市内にある普門寺で塾を開いていた時の、いわゆる成績簿。優秀な会読を行ったときは白丸がつけられます。


 こちらは「思考〜益次郎をそだてたもの」。益次郎の蔵書やノートが展示されています。


 これは益次郎が作成した問題。「襲撃のさい用いる道具とその使い方を答えなさい」「家屋を守衛する時、注意すべきことが八つある、答えなさい」など、難しい問題ばかりです。


 「志向〜益次郎がめざしたもの」と題して、近代陸軍の基礎を作った益次郎がめざしたものを展示されています。


 こちらは慶応元年の砲兵塾の規則です。益次郎が決めたもので、4ヶ月で小隊指揮をこなせる程度に士官を養成することを目標にしていました。


 最後は、「嗜好〜益次郎のおもむいたもの」として、益次郎の好きなものを展示しています。

 こちらは明治天皇から益次郎が拝領した花鳥図です。益次郎の手記によると、もとは孝明天皇の所有とされます。中国の明時代の画家銭穀の貴重な絵です。
 今回の企画展は大々的なもので、詳細な説明もついた、充実した展示です。ぜひご覧ください。

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