イベント開催報告

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イベント開催報告

れきみん企画展「れきみんモノがたり つどうまつり つなぐまつり」

(2016・1・11/更新2・1)


 れきみん企画展「れきみんモノがたり つどうまつり つなぐまつり」1月4日から3月5日まで、山口市歴史民俗資料館で開催されています。


 祭りは人と人とをつなぐ場であり、人と神様仏様をつなぐ場でもあり、その継承は過去・現在・未来をつなぐものでもあります。


 そのような祭りの魅力を、山口市内の祭りを通して知る企画展です。


 会場の端から端まで大きく飾られているのは、1807年に作られた芝居引幕です。大内菅内地区のまつりのときに使われました。


 猩々(しょうじょう)という酒飲みの動物が酒樽を海から引きあげているところが描かれています。


 集落全体が芝居に価値と人気を認めなければ作らない、ものすごい大きさです。


 こちらは徳見七郎さんが1980年に戦前のことを思い出して描いた、山口の七夕ちょうちん祭りの屏風です。


 学生の姿がバンカラ風で、当時の様子がよく出ています。


 戦前は見物客がみな和装でした。


 こちらは徳見七郎さんによる山口天神祭の屏風です。


 天神祭は古熊神社の祭礼で、山口三大祭りのひとつです。御所車に毎年選ばれた女の子が乗るので有名です。


 戦前の貴重な写真も展示されていました。

 これら大きな史料の他にもたくさんの史料が展示されています。
 こちらは山口市佐山の勤め人の明治40年の日記。山口祇園祭を手伝ったけど、昔に比べてさびれたと書いています。


 こちらは白石地区に残されていた三味線と拍子木。人形浄瑠璃でもしていたのでしょうか。


 これは堤げ重とよんでいた、いまでいう弁当箱。芝居などをみながらみなで食べる時に使われました。


 これは秋穂二島でまつりに使う馬に掛けられた鞍。江戸時代のもの。


 これは神楽のときに使われた冠と、楽器の笙(しょう)。


 画像左は、法要などのときに柱に掛けられた幡(ばん)。中市の家で使われていました。画像右はきんす、または、けいすと呼ばれているもので、禅宗の寺で使われていました。


 阿東地福のトイトイで使われる道具です。 


 白石地区の荒高の地神祭りのことをメモしたノート。明治末期と思われます。


 秋穂の十二の舞という神楽で使われている剣。十二の舞は、12年ごとに申年に奉納される12種類の神楽のことです。


 古墳時代の祭りのときに使われたと思われる土器です。市内で見つかった千年以上前の祭り道具。


 こちらは弥生時代の丹塗りの高坏で、祭りのときに神様にささげる食べ物を盛ったものかもしれません。


 今回の企画展では、当館の学芸員が市内の大きな祭りから小さな祭りまで調査されているところがすごいです。
 阿東地区の地図の上に調査した祭りの名前が旗で記されています。


 山口中心部の地図。中心部に祭りが集中しています。


 小郡地区も多いです。


 すべて写真で撮影されて紹介されています。


 こういう小さな祭りまで。今回の調査は貴重な本市の資料になるとおもいます。


 また、指定文化財の祭りを中心にDVD化されたものもみられるようになっています。
 ぜひ足を運んでみてください。

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