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企画展「井上馨たちの建言書」
(2016・1・11/更新2・1)
企画展「井上馨たちの建言書」が、1月11日から2月10日まで、山口市菜香亭で開催されています。
こちらは伊藤博文の等身大パネル。20代の伊藤博文です。
こちらは井上馨の等身大パネル。30代の井上馨です。
この二人は、1863年英国へ留学した長州ファイブにかぞえられます。井上馨にとって英国留学後の5年間はもっとも変転の激しい期間で、こちらのパネルではそれが年表で紹介されています。
さて、会場では、長州ファイブそれぞれの建言書(政府への意見書)と年表が展示されています。
外交の父と呼ばれる井上馨は治外法権、関税自主権の回復を明治15年に提建言しました。
内閣の父と呼ばれる伊藤博文は明治13年に明治天皇に立憲政体を建言しました。
工業の父と呼ばれる山尾庸三は明治4年に目が見えない人や話ができない人のための学校創立を建言しました。
造幣の父と呼ばれる遠藤謹助は明治7年に造幣寮から外国人技術者を減らすことを建言しました。
鉄道の父と呼ばれる井上勝は明治9年に鉄道建設計画の早期着工を建言しました。
これら5人の生涯は1つの年表にまとめられています。いちばん長生きした山尾庸三は、今年没後100年になります。
会場はいってすぐの中央パネルには、1700年代の長州の絵図が掲示されています。当時のルートや集落がわかります。見ているだけで江戸時代にタイムスリップしそう。
その裏面には、市内中心部に残る幕末史跡が紹介され地ます。
山口市菜香亭のまわりに多いです。
湯田温泉にも集中しています。
これらは配布されています。ぜひ史跡巡りをしてみてください。
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