イベント開催報告

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イベント開催報告

企画展「@十朋亭 山口の人々と志士の交友録」

(2016・3・17/更新4・1)


 3月10日から5月7日まで、山口市歴史民俗資料館で、企画展「@十朋亭 山口の人々と志士の交友録」が開催されています。

「山口市の史跡である十朋亭は、醤油醸造を営んでいた萬代家が離れとして建て、萩藩の山口移鎮の際には藩士たちの宿泊所として提供されました。そのなかには伊藤博文や井上馨など、幕末から明治にかけて活躍した人物が多くおり、ゆかりの資料が萬代家に伝わっています。

 山口市は、萬代家から関係資料と十朋亭周辺の土地および建造物の寄贈を受け、現在、『山口市の幕末・明治維新を学べる施設』として整備しています。本企画展では、萬代家資料を中心に展示し、十朋亭という場がつないだ山口の人々と志士たちの交友について紹介します。」(案内文より)


 3つのパートに分かれており、「第1章 萬代家と十朋亭」では、商売で使ったものなど萬代家所蔵資料が展示されています。


 平野五岳の水墨画や、囲碁や重箱などの漆器が展示されています。


 これは貴重です。幕末の後河原で作られた漆器です。のち大内塗の復興を担う地元の塗り師の技術が解ります。


 大和絵の屏風です。土佐派のものです。賓客が来られた時に使っていたのかもしれません。


 「第2章 十朋亭に集った志士たち」では、様々な幕末の有名人の書などが展示されています。
 これは藩主毛利敬親の元治元年以前の和歌です。「年毎に同じ詠の花ながら散るをば人の惜しまぬはなし」


 こちらは木戸孝允の狂歌。鳥羽伏見の戦いで勝利が決定的になった時に詠んだのでしょう、「九重をとざす雲霧吹はらひ君のおもひもたつの春かな」。九重は九門をもつ皇居を表し、君は天皇をあらわしています。


 これが久坂玄瑞の湯飲みという貴重なもので、十朋亭の所蔵として有名です。近年十朋亭近隣の喫茶店などでレプリカがお客様に使用されています。


 「第3章 維新後の交流」では、志士の方々と明治以後も交流があり、それらを示す資料が展示されています。
 山口の商家からみた幕末維新がよくわかります。ぜひご来場ください。

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