イベント開催報告

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イベント開催報告

奈良西大寺展記念イベント「大茶盛体験」

(2017・11・26/更新12・1)
 

 山口県立美術館で、10月20日から12月10日まで、「創建1250年記念 奈良西大寺展 叡尊と一門の名宝」が開催されています。その一環で、山口市菜香亭において11月26日、大茶盛(おおちゃもり)体験が開催されました。主催は山口市、山口県立美術館、山口市菜香亭です。


 床の間の掛軸は、西大寺所有叡尊上人の絵です。この方は、真言律宗総本山西大寺を再興した僧で、大茶盛式もこの方が始められました。


 大茶盛は、叡尊上人の掛軸へ向かっての拝礼読経から始まりました。

 つづいて様々な解説がありました。
 大茶盛式は、叡尊上人が八幡神社に献茶した余服を民衆に振る舞ったことに由来する伝統行事です。西大寺では毎年春と秋の2回開催されています。叡尊上人が不飲酒戒の実践として酒盛の代わりに「一味和合(いちみわごう)」の茶盛としたことと、「民衆救済」の一環として当時は高価な薬と認識されていた茶を民衆に施す医療・福祉の実践という二つの意義によって、1239年以来八百年近く受け継がれてきた茶儀です。


 菓子は西大寺の大茶盛のときでしか味わえない「金銭菓」という菓子です。とても美味しかったです。


 大きな碗ですので、茶筅もこのように特大サイズです。


 西大寺の大茶盛はこのような大きな茶器を使うので、テレビでよく取材されて放映されています。


 お運びは、主催者の県立美術館学芸員さん等です。こういうことは初体験のようです。


 画像で大きさをわかってください。茶器は五つあり、さまざまな形があります。


 初めて持ち上げるときはとまどいます。持ち上げられるかなあと不安になります。

 顔がすっぽり入るくらいの茶器です。すするぐらいなら一人で持ち上げただけで問題ありませんが、回し飲みしているうちに少なくなってくると、茶器を傾ける必要が出て、ちょっと介添えが必要です。


 


 


 主催者側も体験されていました。すべてが終了したあとで、みな無事終わっておだやかな顔をされています。


 

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