イベント開催報告

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イベント開催報告

山口祇園祭神幸祭

(2019・7・/更新8・1)
 


 7月20日、山口市で500年以上続く、山口祇園祭神幸祭が開催されました。

 499年前の山口大神宮建立による同敷地内への祇園社移転以降に始まった鷺の舞は、現在、万福寺から出発します。万福寺がある「堂の前」の地区は、室町時代から鷺の舞を担っていた地区です。


 祭りの日、万福寺はこのように飾り付けられます。


 出発前に境内で練習。「鷺の舞」は、山口県指定無形民俗文化財でもあります。


 この日は全国ネットのテレビ局の撮影隊が同行していました。


 鷺の舞は、万福寺の前で最初の舞が行われます。わずかな時間なので、枝除けの棒を利用して車を止めています。

 八坂神社以外では鷺の舞を見学する人は少ないです。
 5時45分から6時半までのあいだに万福寺前、当屋(その年の当番の家)、札の辻と三ヶ所で舞って、八坂神社へ向かいますので、じっくりと見たい方はそちらがおすすめです。


 この日は、過去に例がないくらいの雨が降りました(台風接近で梅雨前線が刺激されたもの)。そのため、万福寺前以外は省略して八坂神社へと向かわれました。


 毎年午後6時から、八坂神社の拝殿では祇園祭に関する祝詞が挙げられたり、お祓いがされたりしています。


 宮司は今年から赤袍です。


 そして昭和15年に誕生の「浦安の舞」奉納です。


 


 さて、今年は大雨という事で、急きょ、鷺の舞は八坂神社拝殿で行うことになりました。宮司に伺っても過去に例がないという事なので非常に珍しいようです。


 本来は社殿横の鷺の舞舞台というところで行います。きゅうきょ舞台が変わっても落ち着いた様子でした。


 まず榊の奉納。


 そのあといよいよ鷺の舞奉納です。最初で最後のここでの鷺の舞かもしれません。


 


 


 


 


 


 


 


 社殿の外では、神輿を担ぐ人たちの熱気があふれかえっていました。


 ずいぶん昔に大雨が降った時はトラックで神輿を御旅所に運んだそうです。今年は雨にも負けず、いつもどおり担いでいかれました。


 山車2台もでます。いちおうビニールで覆われて濡れないようにされていました。


 雨の中を濡れながら歩く先導さんたち。


 例年なら多くの子ども達が山車を引っ張るのですが今年は危険なので不参加。大人たちだけで真車山の山車を引っ張っています。


 菊水鉾の山車です。


 そのあとに鷺の舞の一行が続きます。


 山口ふるさと伝承総合センター前では今年も同センターの方々が冷茶をふるまっていました。


 


 


 大雨にもかかわらずアーケード商店街の中は例年通りのにわぎわいでした。


 この中を行列は端から端まで練り歩きます。


 そのあとで野ざらしの駅通りを下って御旅所へ参るわけです。


 雨ですべって、ブレーキ役が一人というのは大変だったようです。


 祇園囃子が聞こえると祭りの感じが盛り上がります。


 さて鷺の舞。雨で一部はがれたので急遽、古い鷺の頭を持ってこられました。


 アーケード商店街と山口駅通りの交差点、通称「魔法の屋根」の下で、鷺の舞の披露がありました。


 


 


 この頃になると、一番最後に八坂神社を出発した神輿が追いついてきます。


 鷺の舞は、八坂神社と御旅所の間で、もう一ヶ所、安部橋の上でも奉納されます(札の辻は、今年は行きでは省略)。橋上が滑るのでそのわきで奉納。


 


 


 鷺の舞一行は一足早く御旅所へ向かい、神輿が来るのを待ちます。


 神輿もビニールで覆われていました。


 とうとう雨はふりやみませんでしたが、担ぎ手の熱気は雨をふきとばしていました。


 神輿が御旅所に揃ったのは午後9時10分。予定時刻は9時前ですが、それでも例年よりだいぶ早いです。


 御旅所で鷺の舞奉納。このあと万福寺へ戻りますが、今年は行きのときにしなかった札の辻・当屋と披露し、最後は万福寺前で披露して終わりです。


 


 大雨で異例づくしの祇園祭神幸祭でしたが、きっとそれだけにずっと記憶に残る事と思います。

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