イベント開催報告

HOME >> イベント開催報告

イベント開催報告

夏休み特別企画「神と妖(あやかし)幕末維新」

(2020・7・27/更新8・1)
 


令和2年7月15日から9月7日まで(前期は8月10日まで。後期は8月12日から)、夏休み特別企画「神と妖(あやかし)の幕末維新」が十朋亭維新館で開催されています。観覧料金は大人(高校生以上)200円、小人(小中学生)100円。


 アニメや漫画で目にすることが多くなった妖怪。その歴史は平安時代の終わり、鬼神や天狗などが絵巻物に描かれたのが始まりでした。


 江戸時代以降は、庶民の楽しみの一つにもなっていき、江戸時代後期から明治維新にかけて創作の材料として、キャラクターとして生み出されるようになりました。


 


「御伽百物語 壱」「御伽百物語 弐」です。百物語とは、日本の伝統的な怪談を語る会です。最初に、部屋に百の灯を点けておき、一つ会談を語り終えるごとに一つ灯を消していきます。百話の怪談を語り終え、、全ての灯が消えた時に本物の物の怪が現れるというものです。


 百物語のはじまりは不明ですが、江戸時代に入ると庶民の楽しみとして広まります。江戸時代中期になると「百物語」と付いた怪談集が多く出版されるようになりました。


 政治や社会などに対する批判を分からないよう遠回しで表現することを風刺といいます。江戸時代の風刺表現の一つに錦絵などを用いた風刺画があります。この風刺画の中に個性的な妖怪が描かれています。



こちらは「青物魚軍勢大合戦之図」です。迫力あります。この図は、表向きはコレラのときに食べてよいもの(青物=野菜)とコレラを伝染する食べ物(魚)を描いたものですが、実際は徳川幕府14代将軍の地位をめぐる争いを風刺したものです。


江戸時代に入ると、神々や妖怪を学問的に説明しようとする学者が現れるようになりました。儒学者の林羅山の「羅山先生文集」や、新井白石、荻生徂徠、平田篤胤が鬼神について語られています。


亡くなったあと、わずかな期間に爆発的な信仰を集め、その後多くの人から急に忘れられてしまったことを流行神と呼ばれます。「殉難後草」は、外国と密貿易をした薩摩藩の商人を殺害し、大坂の南御堂で自刃したといわれる上関義勇隊士山本誠一郎と永井精一の辞世が載せられています。この2人は死後に流行神となっています。


萬代家主屋では、家具や将棋盤などが妖怪に化けています。身近な道具も百年たつと付喪神という妖怪になると言います。


 見つけました。

HOME | ↑ このページのトップに戻る |