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イベント開催報告

雪舟生誕600年関連企画「萬代家と常栄寺」(前期)

(2020・8・24/更新9・25)
 


 令和2年9月9日から令和2年12月21日まで(前期は10月26日まで)雪舟生誕600年関連企画「萬代家と常栄寺」が十朋亭維新館で開催されています。観覧料金は大人(高校生以上)200円、小人(小中学生)100円。


  香山常栄寺は、毛利隆元の菩提寺として吉田郡山城内(広島県安芸高田市)に創建された寺院です。山口に移ったのは関ヶ原の合戦での敗北により毛利家は防長両国に減封され、常栄寺を山口の上宇野令村にあった国清寺の地に移しました。260年余り経ち、明治維新に当たって宮野村に移転します。新たな寺地は、室町時代に妙喜寺が置かれていた場所でした。


  萬代家と常栄寺は、大正15年に火災に遭った際、萬代家8代当主の亀四郎が再建のための頼母子講(民間の互助的な金融組織)の発起人に加わり、戦後も伽藍(建物)及び庭園の復興に尽力したという関わりがあります。


雪舟等楊像です。萩藩御用絵師の雲谷等益が書いた雪舟の自画像です。常栄寺庭園をはじめ、多くの庭を築いたともいわれています。


  毛利隆元像です。常栄寺の寺号は、隆元の法名「常栄寺殿花渓常栄大居士」に由来します。


  維新史跡十朋亭記です。郷土史家の美薗生翁甫が、萬代家8代当主の亀四郎の依頼により十朋亭の由来・歴史をまとめた文章を、常栄寺第二十世住職の天山守宏が浄書したものです。



諦州至信書です。常栄寺第十二世住職の諦州至信による書です。「水」の大書に続いて「止火偈」(火除けの詩文)が記されています。


天山守宏色紙です。天山守宏による「喝」一時所の色紙です。天山老師は、常栄寺の伽藍や庭園の復興と、「雪舟庭」常栄寺の観光地化に尽力しました。


萬代亀四郎宛東福止渇書簡です。萬代亀四郎から萩焼の大花瓶を贈られたことに対する臨済宗東福寺派管長の即禅一道(止渇庵)の礼状です。追伸で、常栄寺の将来について亀四郎に依頼しています。


萬代家と常栄寺の関わりだけでなく、常栄寺の変遷を学ぶことが出来ます。

 

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