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大内氏関連町並遺跡 第118次調査説明会
(2020・10・4/更新11・1)
令和2年10月4日(日)、大内氏関連町並遺跡第118次調査説明会が行われました。
場所は大殿地区にある、かつて料亭菜香亭があった場所と、築山小路を挟んだ向かいです。
築山跡史跡南東部は、公園整備に向けて設備工事や遺構説明板の台座を設置する等を行い、担当者から、令和3年度に完成予定と説明されていました。
ブルーシートの掛かっている部分は、南堀があったところです。地質調査をしたところ、水が入っていない空堀だったといわれていました。
築山跡向かいの遺跡では、場所によって違う時代の埋蔵物が出てきました。
江戸時代初めの方形石組です。現代でいうトイレのような所だと言われていました。
戦国時代の土器埋設ですが、胞衣皿が埋設されてたのではないかと言われていました。胞衣は分娩後30分以内に排出されるもので、夫が家の隅に埋めてその上を踏まない場所に埋めるという風習がある。胞衣皿は胞衣を入れるお皿です。
他にも戦国時代の集石や、埋甕、昭和の浄化槽なども出てきました。
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