トップ>大内文化の遺産マップ>洞春寺(観音堂・山門)

永享2(1430)年に大内持盛を開基とし創建された観音寺の仏殿です。幕末に寺は衰退しましたが、仏殿のみ大正4(1915)年に現在地へ移築されました。正面は桟唐戸[さんからと]、左右に花頭窓[かとうまど]があり、虹梁[こうりょう]に独特の様式が見られます。
室町時代中期に大内盛見が建立した国清寺の山門とされ、屋根は檜皮葺です。垂木、妻の板蟇股[いたかえるまた]などは禅風山門の特色をよくあらわしています。国清寺には、大内氏により朝鮮王朝から輸入した大蔵経が納められていました。旧境内地には、それを納めた輪蔵の礎石が残されています。
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洞春寺(観音堂・山門)の詳細データ
所在地 |
山口県山口市水の上町5-27 |
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アクセス |
JR山口線山口駅から…車約6分 |
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なし |
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