「大内文化まちづくり」の基本理念

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龍福寺本堂見学

■  大内氏館跡第29次調査
〜龍福寺本堂保存修理に伴う事前の発掘調査〜説明会

本堂の解体修理に伴い、周辺の発掘調査が行われました。龍福寺の境内は国の史跡「大内氏遺跡館跡」ですが、中心部の発掘を行う機会がなかなかなく、今回は貴重な機会となりました。

平成17年度から21年度までの予定で、重要文化財龍福寺本堂の半解体修理(傷んでいる個所だけ解体修理)が行われます。その修理に先立ち本堂の周囲で発掘調査が行われました。調査期間は平成17年9月から平成18年2月まででした。  この2月11日には、成果の説明会が行われました。以下はそのときの内容です。

龍福寺の境内を中心として、大内氏の時代にはここに殿様の館があったといわれていますが、いまだにその館の主な建物の証拠は現れていません。今回の調査でも、残念ながら主な建物の証拠は見つかりませんでした。

今回の調査では、少なくとも2回、龍福寺で屋根の葺き替えをしたことがわかりました。調査した範囲では、江戸時代の瓦を捨てた穴がたくさん見つかり、中から瓦がざくさくでてきました。江戸時代にこの穴を掘るときに、大内氏の時代の地面をかなり掘り込んでいます。

それでも、大内氏館跡にかかわる証拠がいくつか残っていました。

まず、本堂西側からは、大内政弘の頃の建物の礎石が一部現れました。(発掘箇所が限られていたので、一部しかあらわにできませんでした)これは、これまで見つかった建物跡では、最も古い時期のものです。

また、本堂東側からは、大内氏館が滅ぼされ龍福寺が設けられた頃に埋められた大きな石材が見つかりました。これは、以前の調査で見つかった庭園跡の景石に似ていることから、この近くにも別の庭があった可能性があります。

大内氏館跡は、平成22年度の完成を目指して史跡公園として整備を進められているそうです。この4 月22日からは、枯山水庭園の公開が始まりました。

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