「大内文化まちづくり」の基本理念

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龍福寺本堂見学

■ 大内氏館跡第37次調査現地説明会

 

 11月10日、大内氏館跡の第37次の発掘調査の現地説明会が行われました。
 大内氏館跡の北東部から新たにまた庭園跡が発掘されたことについての説明会です。
 この度発掘された庭は、空中庭園ならぬ地下庭園といいましょうか、地面を深く掘り込んだ枯れ山水庭園で、全国的にも例がないものかもしれません。大内氏の独創性の証明でしょうか。

 当日は御覧の通り、180名もの大勢の方が見学に来られました。

 

 

 説明されたのは山口市教育委員会文化財保護課の丸尾弘介主事です。
 導水路や排水路が見つかっておらず、土層に水が堆積した痕跡がないことから、地面を掘り込んで造った枯れ山水庭園とみられることを説明されました。
 大内氏館跡から発掘された庭園はこれで4つめです。大内氏の庭園文化に対する造詣の深さを物語っていると思います。

 こちらが発掘された滝の部分です。池底の石敷より45p高くなっています。ほかにも石を抜き取った跡があるので、現在は小規模になっています。近世以降に溝を作ったさいに大部分が壊されたようです。

 

 

 枯山水ですので、この名残りの石組から、滝をイメージしてください。

 

 



 池の石敷のなかにぽっかりでている石は、波分石として、滝から流れ落ちる水を分けていた石を想定していたとおもわれます。

 

 

 こちらが池、の気持で眺めていたとおもわれる枯山水の池の部分です。

 

 

 池底に敷いてある石は、平玉石で、直径10p前後、三段くらい重ねて敷かれてあります。

 

 

 画像左上の滝から池へ流れ落ちる水、というイメージで御覧下さい。

 

 

 こちらは池へ流れ落ちる水の流れをイメージした部分です。画像手前に本当は滝の石組があったとおもわれ、画像奥の池に向かって低くなっています。

 

 

 さらさらと、さらさらと。ここを水が流れている、と想像しながら眺めていたとおもいます。

 

 

 右奥上から流れてきた水は右下の池(とおもって眺めていた部分)にそそぎこみます。

 

 

 これらを眺めた建物は、右に流れ部分、左に池、中央に滝をみる位置にあったようです。

 

 

 他にも方形石組が発掘されていますが、近世のものだそうです。大内氏が滅んだ以降にもいろいろといじられている場所です。

 

 

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