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山口市の史跡

第11回 嘉川:浄福寺古墳

「山口市指定文化財(史跡)
浄福寺古墳
昭和44年3月21日指定

この古墳は、土を円錐台形に盛りあげて造ったお墓で、円墳と呼ばれるものです。大きさは、高さ約5m、裾附近の直径が約40mもあり、市内の古墳の中では最大級です。

古墳が造られた時期は、本格的な調査が行われていないのではっきりわかりません。しかし、採集された埴輪の破片などから5世紀頃の築造と考えられます。この付近の地形は、古墳が造られた頃には海岸近くであり埋葬されている人は、当時の海上交通を支配していた権力者であった可能性が高いと考えられます。

古墳の上には、椎や椰木(なぎ)の木が生い茂っています。椰木の木は、小郡町では自生の北限として、国の天然記念物に指定されているものです。浄福寺は、真言宗のお寺です。大宝元年(701年)、役小角が中国にわたる途中、当地に立ち寄って、青冷山長福寺を建立したのが始まりです。その後、明治4年の廃仏毀釈により小郡町中郷の浄誓寺と合併して、浄福寺となりました。

また、古墳の頂上にある熊野神社は、室町時代に紀州の熊野大社を勧請して建立したものです。」

(案内看板より)


古墳頂上の熊野神社への鳥居です。
頂上です。 こじんまりとした広さです。

古墳の周囲は巡られるようになっていています。

「自然記念物浄福寺樹林
平成9年3月25日指定
山口市大字嘉川字沖田東191番1の1部

浄福寺の樹林は、コジイ、クスノキ、モチノキ、ナギ等の高木層、ミミズバイ、クロガネモチ、ハゼノキ、クロキ、シイモチ等の亜高木層、ミミズバイ、ヤブツバキ、コジイ、カクレミノ、サカキ等の低木層及びテイカカズラ、ベニシダ、ナギ等の草本層で構成されており、極相に達しています。

本樹林は、この地域の原植生を示す貴重なものであり、古くから、地域住民にも親しまれていることから、これを適正に保存するため、山口県自然記念物に指定されています。この区域内における樹林の伐採、植物等の採取及び土地の形状変更などの行為をするときは、届出が必要です。

詳しいことは、山口県自然保護課又は山口県山口農林事務所に御連絡ください。なお、本樹林を良好な状態で保存するために、タバコの投げ捨て等をしないよう御協力ください。」

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